tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

マズローの欲求5段階説

人間にはさまざまな欲求があります。 その中でも段階があるんです。1つが満たされたら次の段階の欲求を欲します、それが満たされたらまたその次の段階の欲求・・・というふうに。マズローは人間には5段階の欲求があると唱えました。1、生理的欲求(生きてい…

子どもから得る

子どもって、体が小さいだけで、中身は大人となんら変わりないなあと、つくづく思います。 いや、大人より優れているのかも。レッスンを通して子どもたちと接していて、感心すること、いっぱいあります。人としてちゃんとしている子、多いです。私から促した…

音符と鍵盤でおぼえるわかりやすい楽典

音楽之友社から出ている川辺真著の本です。2002年に初版出版されました。このたび音楽療法士資格取得必修講習会における「受講前の試験」を受けるにあたって、音楽理論の出題範囲のため購入しました。そう、いよいよ資格取得に向けて始動しました。(第6期の…

作曲できたら素敵だなあ

はじめに。 私、ちゃんと作曲法学んだことないです。和声も何もあったもんじゃない。 でも、遊びで曲を作っては五線ノートに残すことをコツコツやっていました。ピアノ曲オンリーです。今はさすがにそのような時間はありませんが(身の程も知っているし)、1…

ショパン「エチュードop.10―1」

ショパンは27のエチュードを作曲していますね。op.10が12曲、op.25が12曲。加えて3つの新練習曲。私の初ショパンエチュードはこの曲でした。 数多くある中から、先生は何故この曲を与えてくださったのか、何故!? 標題のついた有名なやつが良かったー、と当…

朗読とピアノ「朧月夜」2

田辺聖子さん原作、田頭優子先生作曲のこの楽譜について。源氏物語より、です。 (帝から寵愛を受けている)朧月夜と光源氏の恋。まず、文章。 大人ちっくというか、知的というか、噛み砕いた文章でないんですね。 ある程度の予備知識がいります。ただ朗読で…

朗読とピアノ「朧月夜」

ここのところの“朗読とピアノ”熱の再燃に伴いまして、楽譜を探しておりました。この編成、需要が少ないので、楽譜やさんに置いてある大手出版社の楽譜の中から、見つからないことが多いのですが、 ネットはやはり便利ですね、 何件かヒットしました。ネット…

ピアノの伝道師

先日、届いたメルマガで 藤拓弘さんと田村智子先生の対談が一部掲載されていました。「これからのピアノ指導者に必要なこととは?」の質問に、田村先生は「生徒の弾いている曲が好きなこと」と、答えていらっしゃいました。私も、これには激しく同意です。 …

バイエル上巻に思うこと

ここでいう上巻とは、1~43番のこと。右手のみ、左手のみで始まります。 しかも、一点ハからでなく、二点ハから。これは、ドレミを指番号で覚えてしまいそうな嫌な予感がプンプンしますね(苦笑)。 指番号も親切丁寧に結構書き込んでくれてるし。両手になっ…

バダルジェフスカ「乙女の祈り」

ポーランドの女流ピアニストで早くに夭折しています。 有名な女性の作曲家って何故か少ない、稀有な存在ですね。 しかし、この曲以外あまり知られていません。言わずもがな、昔っからの発表会の定番曲です。 私は曲目選びのとき、曲名も重要視しています。 …

バイエル80番を考える

原書番号80番です。 曲にとりかかる前に、いろいろ言っておきたいことがあります。右、2小節め、ミのシャープが出てくるよ、ミのシャープってどこ?シャープが黒い鍵盤という先入観のある子は困惑します。 黒い鍵盤があったら右隣りを弾きたいところだけどな…

子ども時代の練習風景

前にも書いたことがありますが、 私は某音楽教室の幼児科終了後、個人の先生に移りました。 小学1年生のことです。 その頃の練習時間は1日30分程度でした。両親は音楽をやらない人だったので、基本一人での練習。 時々、5回連続間違えずに弾けるまで、など…

聴音も教えます

聴音とは、ピアノで弾いた旋律の書き取りです。 習い始め早々から、取りかかります。 絶対音感を身につけるには、臨界期があり、早いに越したことはないからです。はじめは、ドとレの違いから。 音あてです。口頭で答えてもらいます。その後、全音符でノート…

ブルクミュラー「せきれい」

せきれいは鳥の名前です。 日本にも広く分布しています。 冬鳥らしいですが、私の住んでいる地域では一年中見られます。 チョンチョンとジャンプして人懐っこいかわいい鳥です。 中国では、雌雄の仲睦まじい様子から「相思鳥」と言うとか(ステキですね)。…

電子ピアノでのコンサート

以前から言っていた、学園祭のコンサート無事終了しました。堂々1時間のソロコンサート、プログラムは1、朗読とピアノ 「エロスとプシュケの物語」 宮城純子作曲ギリシャ神話の情景より 2、ピアノソロ lemon(米津玄師) アイノカタチ(MISIA) 青い影(プロ…

子どもの頃の夢

子どもの頃の将来の夢は3つありました。1つめ、漫画家になりたい 2つめ、学校の先生になりたい 3つめ、ピアノの先生になりたい子どもの頃から見た将来は、漠然としていて、とてつもなく先の話でした。漫画家については、ストーリー漫画を鉛筆書きでは、書い…

チェルニーやさしい20の練習曲より「14番」

とても短い曲です。構造も単純。付点音符の和音を転回しながら上行していくこの曲、この曲のポイントは、 16分音符分の長さで、目指す和音を用意する難しさ、 これに尽きると思います。音を読むだけでなく、指番号を予測してポジション用意が難しい。三和音…

防衛機制の観点から音楽を見てみる

今日は、今、勉強しているフロイトの精神分析論から、少しお話したいと思います。抑動が高まることによって生じる葛藤は、さまざまな情緒体験を引き起こします。 不安や不快、罪悪感、恥などの情緒体験です。それを解消するため、心の安定をはかるための、自…

電子ピアノでの練習

うちにはグランドピアノと電子ピアノがあります。 次のコンサートの楽器が電子ピアノということで、現在、電子ピアノを使っての練習が多いです。電子ピアノを長時間弾いていて思ったこと。黒鍵を弾いていて音を出しにくいなあと感じます。 鍵盤の奥を使って…

おいしい曲

今日は湯山昭さんのピアノ曲集「お菓子の世界」をご紹介したいと思います。湯山昭さんの曲は、子ども時代から大好きでした。 発表会で誰かが弾いているのを聴いて、純粋なクラシックとは少し違った音色に魅力を感じていました。ピアノの先生になってからは、…

バッハ=ブゾーニ「シャコンヌBWV1004」

2017年に、とある演奏会で演奏しました。ずっとずっとの憧れの曲でありました。1年以上かけて作りあげました。とても技巧的な曲で気力と体力が要されます。全曲とおして15、6分くらい。 もともとはヴァイオリン曲なので、元曲も沢山聴きました。きっかけは、…

クレメンティ「ソナチネop.36―2第3楽章」

全音のソナチネアルバム1の8番です。 8分の3拍子。 この3楽章のポイントは何といってもトリルです。 安心してください、その他は特別難しいポイントはありません。しかし、このトリルが曲者です。 全音の脚注には右、16分の3連符で弾くとあります。左は普通…

7本指のピアニスト

11/17付けのヨミドクターの記事にピアニストの西川悟平さんが取り上げられていました。西川さんもジストニアを持っていらっしゃいます。西川さんは、2000年ごろ、ゆっくりした曲、特定の指づかいのとき、違和感を感じ、最初は筋肉疲労かな、と、深く思わな…

モード設定切り替え

子どもたちが大きくなるにつれ、母親モードの自分の比率が少なくなってきました。今はどちらかというと、ピアノの先生モード、学生モードの割合が高くなっています。先日まで、コンクール、学芸会の伴奏指導で、ピアノの先生モードの方にウエイトがありまし…

「こどものバッハ」という教材

インベンション前のバッハの導入期の教材として、私は全音のこどものバッハを使っています。バッハは、音楽史において、ピアノという楽器の黎明期に位置しますが、その頃のピアノは、まだ不完全でバッハは認めていなかった様子、ハープシコードやクラヴィコ…

ゾーンに入る

スポーツ選手のインタビューなどで聞きますね。ゾーンに入る、とは、超集中状態のこと。 集中力が極限まで高まって、他の思考や感情、周囲の風景や音などが意識から消えて、感覚が研ぎ澄まされ、活動に完璧に没頭している特殊な意識状態のことです。ピアノを…

前打音の弾き方

短前打音(飾りの音が1つ)にしろ、複前打音(飾りの音が複数)にしろ、なんだか、正解がわからず指導が難しいです。拍の頭に合わせて装飾音を弾くのか、前拍のおしりから弾き始めるのか問題です。楽典の本には、どちらで弾く場合もあります、と書いてありま…

ドゥセック「ソナチネop.20―1第1楽章」

全音のソナチネアルバム17番です。 ソナチネアルバムの中でも何気に好きな曲です。なんと言ってもテーマが勇ましくって元気になれますね。 この曲、ソナチネと言いつつ、完全なるソナタ形式でないところが面白いですね。全音の楽譜には、三部形式とあります…

レッスン室の冬支度

朝夕の冷え込みを感じるようになって、レッスン室も時々暖房をつけるようになりました。兄弟で続きの時間にレッスン、の生徒さんが何組かいます。 一緒に来て、待ち時間に学校の宿題をやったり、小さな子はお絵かきしたり。 そのためのローテーブル、普段は…

ブレハッチの演奏会に行ってきました

ブレハッチのコンサートに行ってきました。2005年のショパンコンクールの覇者ですね。前半は、モーツァルトのロンドイ短調、ソナタ8番、ベートーヴェンのソナタ28番。 後半は、シューマンのソナタ2番、ショパン4つのマズルカop.24、英雄ポロネーズでした。こ…