tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ピアノインストゥルメンタル~自作曲「にゃんこズ大冒険」

前回から間を置かず、またまた作ってしまいました。曲を作るつもりはなかったのですが、とある絵からインスピレーションをもらって、ムクムク曲作りたい願望が芽生えてしまったのです。それはそれはカワユイ猫さんたちの絵。ハッピーパワーがもらえそうな温…

オタマトーンで弾いてみた~モーツァルト「モーツァルトの子守歌」

久しぶりにオタマトーン弾いてみた、です。オタマトーンの調子が悪く、実は二代目を購入したのですが、このたびのモーツァルトは、その調子の悪い音がたまたま出てこない曲でして、、初代オタマくんでお送りしております。さてモーツァルトの子守歌、なんと…

シューマン「子供の情景op.15より“むきになって”」

シューマンの子供の情景より10月にちなんで第10曲「むきになって」を取り上げて書いていこうと思います。嬰ト短調、8分の2拍子。 前曲に引き続いてシンコペーションを軸に置いた曲です。真面目なを意味する単語から、子どもが何かに没頭している様子を描いた…

ピアノインストゥルメンタル~自作曲「素晴らしきこの世界」

この1ヶ月弱ずっとショパンコンクールを満喫して、ショパン演奏の奥深さにどっぷりハマった私ですが、、日常生活に戻ってまた地道に精進していこうと思います。またまたなんとかの横好き、ピアノインストゥルメンタル自作曲シリーズです。このたびの曲はオー…

ショパンコンクール ファイナル結果

かなり待たされての結果発表でした。 それだけ審議が難航したのでしょう。結果は 反田さん2位!小林さん4位!お二人とも入賞の快挙です。 おめでとうございます。全受賞者は1位 Bruce(Xiaoyu)Liu(カナダ) 2位 Alexander Gadjiev(イタリア/スロべニア)…

ショパンコンクール 20日小林愛実さんの演奏

ショパンコンクール本選最終日、小林愛実さんの演奏について書いていきたいと思います。ネックレス、お守りなのですね。袖でずっと握っていらっしゃいました。コンチェルト1番、第1楽章。 オケから始まり、しばらくしてピアノが入るのですがその間ピアニスト…

ショパンコンクール 18日反田恭平さんの演奏

ショパンコンクール、ファイナルの演奏です。 反田さんはコンチェルトの1番を選択、ソロのときと衣装を代えて貫禄すら感じました。 登場と立ち振舞いは余裕があるように見えました。第1楽章はオーケストラの序奏部分、笑みを称えた表情、良かった落ち着いて…

ショパンコンクール セミファイナル結果

先程セミファイナルの結果発表がありました。 日本人出場者からは2名通過されました。小林愛実さんと反田恭平さんです。おめでとうございます。納得のお二人ですね。お二人は幼馴染みだそうです。あらためて本選に進まれる方はLeonora Armellini J J Jun Li …

番外編~三次後の反田さんと角野さん

YouTubeで興味深く面白く大いに共感した番組があったのでシェアしたいと思います。反田さん角野さんお二人はワルシャワで勉強していた頃、ルームメイトだったそうで、そんなこともあり、お互いのYouTubeチャンネルに出演しあったり仲が良いのは知っていまし…

ショパンコンクール 16日小林愛実さんの演奏

こんなにショパン漬けになったことないなあ、連日の贅沢な時間。 今日は小林愛実さんの演奏の感想を。マズルカはop.30の4曲。 目を閉じて最適な1音めを奏する準備をしているのがわかりました。 1、2曲めは哀愁漂う澄んだ音色。 唯一の長調である3曲めは舞曲…

ショパンコンクール 15日古海行子さんの演奏

古海さんの演奏をライブで聴きました。 ロンドop.16、マズルカop.59とソナタ3番、シンプルで渋めなプログラム。ロンドはよく知らないので楽譜を見ながら聴きました。 せつない序奏、ロンドに入ってからは小鳥が囀ずっているかのような軽やかな音の粒が際立つ…

ショパンコンクール 14日角野隼斗さんの演奏

生意気にも演奏を聴いた感想を書いていきたいと思います。予備予選から合わせて4回の彼のステージで一番聴かせる演奏のように思いました。マズルカはop.24の4曲。 なめらかでしなやかで流暢なマズルカ、安心して聴いていられました。 せつなさで心が締め付け…

ショパンコンクール 14日反田恭平さんの演奏

私の勝手な感想です。全体的に、彼独特の持ち味である個性や独自性を抑えた演奏のように感じました。 聴衆に刺さる演奏というよりは、多くの審査員の票を集めやすい堅実な解釈を意図したのではないかなと感じました。マズルカはop56の3曲。 なんとも言えない…

ショパンコンクール 14日進藤実優さんの演奏

三次予選です。進藤さんの演奏に思ったことを書かせていただこうと思います。マズルカはop.17の4曲。 出だしから集中力がすごいなあと思いました。 細かいテンポの揺らぎ、機微が感じられるとても舞曲らしいマズルカです。どなたかの、前回の入賞者ケイトリ…

ショパンコンクール 二次予選結果

日本時間の今日早朝、ショパンコンクール二次予選の結果発表がされました。25名の方がセミファイナルに進まれます。 日本人通過者は以下の5名です。進藤実優さん 反田恭平さん 角野隼斗さん 古海行子さん 小林愛実さん通過者の皆さまおめでとうございます。…

ショパンコンクール 10日牛田智大さんの演奏

10日モーニングセッション4人め、牛田さんの演奏はワルツ5番から。牛田さんの凄いところは音色の引き出しが多いところ。 ワルツは音がまあるくてとても優雅で甘美でした。 安心して音楽に身を任せられる、リピートしてずっと聴いていたいなと思いました。バ…

ショパンコンクール 9日反田恭平さんの演奏

二次予選、9日イブニングセッションは、日本時間の0時からのスタートで最初は観ていたのですが途中で脱落、、アーカイブでの視聴で反田さんの演奏を聴きました。猫のワルツは大胆に個性を発揮した演奏でした。私は躍動感あって面白く感じたのだけれどいいふ…

ショパンコンクール 一次予選結果

ショパンコンクールの一次予選、結果が発表されましたね。 87名の参加者から45名選ばれました。いつもならワルシャワフィルハーモニーホールのロビーでのメディア関係者でごった返す中の発表ですが コロナ事情からウェブでの発表、日本時間の6時に行われまし…

ショパンコンクール 4日牛田智大さんの演奏

昨日に引き続き、恐れ多くもありますが、、コンクール演奏の感想を書いていきたいと思います。牛田さんは免除組、ここからの参戦ですが、数々のコンクール、演奏会の経験者ですから経験値が違う、最早安定の、といった感じ。ノクターンop.27―2、粒がキラキラ…

ショパンコンクール 4日反田恭平さんの演奏

ショパンコンクールが始まりましたね。4日は日本人コンテスタントが大勢熱演されていたから、聴く側も楽しみやら緊張するやらでした。今日は反田恭平さんの演奏について私の勝手な感想を書いていきたいと思います。ノクターンop.62―1、音に迷いがなく聴いて…

ギロック「金魚」

ギロックの作品から今日は「金魚」について取り上げたいと思います。全音のこどものためのアルバムに収録されています。話は逸れますがこの楽譜、使える曲がたくさん入っていてお得感満載です。お気に入りの一冊です。さて「金魚」ですが「流れるように、そ…

宿題でない曲を弾くこと

晴れて発表会の曲が決まって、少しでも早く取りかかれるように 楽譜が用意できしだい、直接生徒さんのお宅に届けに行くことがあります。普段は練習の様子を知るよしがないのですが、そのときラッキーにもちょうどピアノの音が聴こえてきたりして嬉しくなって…