tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

身を持って証明

ラフマニノフの「愛の悲しみ」を練習していました。
この曲、後半にクライスラーの原曲にはない、ちょっとしたアドリブちっくな挿入句があります。

サン=サーンスの「動物の謝肉祭」の「水族館」を連想させるような(例えがマニアックでごめんなさい、、)、不思議な雰囲気の箇所、音の動きが予想できないつくりで、ちょっと弾いたくらいじゃ覚えられない。

初見力を駆使しようとも、挿入句特有の音符の小ささが、老眼に差し掛かっている(涙)私の視力では、おっつかない。

これは指に覚えこませるまで、腰を据えて練習しなければな、と自分に部分練習を課しました。

その箇所まるっと1ページを取り出して
ひたすら弾く。
すぐには効果が現れないのでめげそう、、

そこで、子どもたちに使っているポケモンカウンター作戦を使ってみることにしました。

可愛いどころのポケモン(今日のメンバーは、ピチュー、ミズゴロー、ヘラクロスヒトカゲプラスルポッチャマシェイミアチャモルカリオイーブイ)を譜面台右側に10匹並べ、1回弾いたら反対側へ移動。
それを5セット(!)、計50回弾きました。

なるほどカウンターがある方が、自分が弾いた証しが目に見えてわかるので、モチベーション維持できるかも。

カウンターの効果を身を持って証明したのでした。

いい歳したおばさんがポケモン並べて何やってんだか、、
そのへんはつっこまないようにお願いします。

部分練習のおかげで少しは上達したかも、なんとか全曲通しても弾けるようになってきました。

できれば、今月半ばのレッスンに間に合わせたい、いろいろ工夫して頑張ります。