今日、このテーマで取り上げたいのは、ショパン作曲「3つのエコセーズop.72―3、4、5」です。
小さなこびとが跳んだり跳ねたりしているような、おとぎ話の世界観です。
ダルい、重い、何かするのが億劫、なんてときに、この曲を聴いて身も心も軽くしましょう。
エコセーズはスコットランドの舞曲の意。
だけどスコットランド民謡とは関係がなく、どちらかというとイングランドの田園舞曲に属するそう。
4分の2拍子の軽快な性格を持ちます。
ショパンのエコセーズは3曲とも超短い!あっという間に終わりますので、どうぞ3曲続けてお聴きください。
続けて聴いても何の違和感もなく1つの曲に聴こえるのが不思議。(←変奏曲っぽく聴こえる)
この曲、私が子どもの頃、何かの番組でテーマとして使われていたのを覚えているのですが、残念ながら番組名は見つけられませんでした、、
かる~い曲調とは裏腹に、弾くのはそう簡単ではないです。
ショパンの曲の中では易しい部類に入るのだけれど、羽の生えたような軽やかさを出すのが難しい、、
また、
この曲、ショパン16歳の頃の作品。本当はもう数曲あったのではと言われています。
作品番号からもわかるように、死後発表されました。他のエコセーズは残ってないようです。
こんな可愛らしい楽しい曲、他のエコセーズも聴いてみたかったなあ!
今日のオススメです。3つのエコセーズ、良かったら聴いてみてくださいね。