tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

左手のための曲

ピアノを練習していて、あ、今日ジストニアの指、いつもに増して言うこときかないなーって思うことがあります。

特に古典派に多い、速い音階っぽいパッセージ、右2の指絶対遅れます。
生徒さんに示すべきツェルニーソナチネなどは最も弾きにくいです。
のらりくらり(?)ごまかしごまかし(?)やっています。

ですが、私はまだ、左手だけの曲は手出ししていないんです。

今日は、左手だけの曲、探してみました。

有名なのはブラームスの左手のためのシャコンヌ
そう、あのバイオリンで有名なバッハのシャコンヌブラームスバージョンです。
ブラームスが密かに愛する)クララシューマンが右手を痛めたときに作曲したとか。
愛の力ですね。

これまた有名なのは、ラヴェルの左手のための協奏曲。
協奏曲なので一人では成り立たないのが、孤独なピアノ弾きである私(?)には縁がないのだけれども、、
これもラヴェル第一次世界大戦で右手を失ったピアニストの依頼を受けて作曲したとか。

日本人ピアニストで言うと舘野泉さん、彼も左手のピアニストとして有名、左手1本とは思えないほどの音の厚みがあります。
そしてたくさんレパートリーをお持ちです。

今日は左手のための曲に注目してみました。