ここでいう上巻とは、1~43番のこと。
右手のみ、左手のみで始まります。
しかも、一点ハからでなく、二点ハから。
これは、ドレミを指番号で覚えてしまいそうな嫌な予感がプンプンしますね(苦笑)。
指番号も親切丁寧に結構書き込んでくれてるし。
両手になってからも、似たような曲のオンパレード、喜びに欠けます。
また、左手が難しい。
動きが多く、このような伴奏形、今後もあまりないから応用しにくい。
へ音記号も全く出てくる気配なし。
ト音記号読みに慣れたあとの、へ音記号・・・苦労しそうなこと、容易に予測できます。
利点より使いにくい点が多く、この教材(上巻に関しては)、私は採用していないです。(*すべて個人の意見です)
もちろん、ベストセラーには理由があるわけで、上手く活用している先生もいらっしゃることと思います。
これ単体では難しそう、何かと併用が必要だと思います。
私は、下巻(44番以降)は、使っています。
導入期はぴあのどりーむで、ぴあのどりーむ4巻からバイエル下巻と併用する感じ。
何気にリンクしていて、スムースに入れます。
なお、下巻は、保育系、教育系の大学、専門学校でも良く使われており、一度やっておくことは有効と思います。