ぴあのどりーむ、導入教材としてよく使われます。
一点ハ音、いわゆる真ん中のドから学んでいくスタイルです。
まず右、高音部譜表のド、それから左、低音部譜表のドというふうに、はじめから左右とも覚えていくパターン。
ドを覚えたら次はレです。
1番下の線にぶらさがっているのがレだよ。
「いちばんぼし」、読んでみよう!
読めたら次は弾いてみよう!
上の段に書いてあるから全部右で弾くね。
試しに弾いてもらいます。
上手に弾けたね!の声かけも忘れずに。
最初は十中八九、1音1音ポンポンと切れ切れに弾いてくれることと思います。
「いちばんぼし」の最大のポイント、かつ、これからのピアノ人生の出発点は、レガートにこだわること!
「いち、ばん、ぼ、し、み、つけ、た」とは、歌わないよね。
これじゃロボット(もしくは宇宙人)みたい。
ドからレにいくとき、レからドにいくとき、次の音弾いてから離す、次の音弾いてから離すをやってみよう。
繋がって聴こえるよ!こっちのがキレイじゃない?
同音が続くときは繋げないけど、違う音を繋げることはできます。そこを徹底します。
私がレスナー駆け出しのころの子どもたちは不器用な子も多かったけど、近頃の子は頭がよく、すぐマスターしてくれます。
導入のはじめから、音楽的ってどういうこと?もっとキレイに弾くにはどうしたらいい?を学びましょうね。