スタッカート、音符の符頭の上に記される点のことです。一般には音を短く切って弾く記号ですよね。
短く切って弾く意味の他にも、ピアノを弾く人には体感的にアクセント的な意味合いでかかれる場合もあると知っています。
作曲家からのメッセージで、この音、大切なのでそのように弾いてね、といった感じです。
バッハのインベンション8番を指導していたときのこと、19小節めの左にスタッカートがでてきました。生徒さんは切って弾いてくれました。(スタッカートは原典版にはありません。価格、見やすさ、丈夫さの面から春秋社を使っています)
私は「スタッカートは短く切って弾く意味の他にアクセント的な意味もあるよ、ここではアクセントの意味だと思うよ、調べてみよう」と、楽語辞典をひいたところ、音価的な記述しかなく強調するについては書かれてありませんでした。
これにはビックリ、生徒さんにも証明できず、がっかりしました。後日、師事している先生にお訊きしても驚いていらっしゃいました。楽語はイタリア語だからかなあ、と。(先生はドイツで学ばれました)
スタッカートはアクセント的な意味もあります!(STAP細胞風に)
と、証明できるソースを探しております。そして楽語辞典には意味を追記していただきたいです。