今期受講する「西洋音楽史」、教科書が届いて、早速読みました。
全部で15回の授業。
自分なりに咀嚼して落とし込みたいので、ここにまとめや感じたことを残していきたいと思います。
第1回は導入として「音楽とは何か」。
以下、自分なりにまとめました。
西洋の音楽用語はギリシャ語起源が多い。(音楽の三要素メロディ、リズム、ハーモニーなど)
ギリシャ語ムーシケーからラテン語ムーシカが。ムーシカを語源にフランス、イタリア、英語、ドイツ語に至った。
日本はというと「音楽」は秦の「呂史春秋」に初出する漢語をもとに外来の雅楽などを指すのに用いられ、明治時代に西洋音楽を包括的に指すようになった。
musicの訳語として機能している。
プラトン、アリストテレスの哲学者から見た音楽は
プラトンの時代には歌と語りと踊りが一体となったものを指し、歌のない語りや踊り、器楽は粗野なものとされていた。
アリストテレスの時代になると、教育科目として読み書き、体育、図画とならんでムーシケー(音楽)を挙げられるようになった。
つまり歌、踊りから切り離された音の操作活動として独立した。
このことから音楽という概念は歴史的産物であるといえる。
・・と、ちょっと音楽を小難しく学問的に捉えていて
自由に音楽を味わいたい私にはあまり惹かれない内容でした(ナイショ)。