記事タイトルの曲、それもズバリ!
プロコフィエフ作曲「モンタギュー家とキュピレット家」です。
のだめちゃん出てくる某有名ドラマ、犬のお父さん出てくる某有名CMで使われましたね。
正確には「ロメオとジュリエット」からの10の小品op.75から第6曲「モンタギュー家とキュピレット家」と言います。
もともとはプロコフィエフ自作のバレエでした。それをピアノのために10曲編曲しました。
上記のドラマ、CMはピアノではなくオケの曲の方ですね。
ご存じ、ロメオとジュリエットの各家は敵対するもの同士、前奏から始まる左のオクターブはいかにも勇壮で誇らしげだけどどこか威張ってます。
付点のリズムが特徴的ですが、軽やかさはなく重々しくいかつい雰囲気、背景を知ってて聴くとなるほど説得力があります。
終始現れるこのメロディー、一度聴いたら一日中頭の中で鳴り響く系の主張の強さ!
さすが元はオケの曲、金管楽器を思わせるパートもあり、色彩を感じさせます。
モデラートトランクイロからは違ったモチーフが出てきます。魅惑的なメロディーが加わったかと思いきや
地に落とされ、冒頭のふてぶてしい(?)左がやってくる。
最後は、憎しみ、決裂、断固として、やはり両家は相容れないさだめなのでした、というかのようなラストで締めくくられます。
絶対聴いたことありますから、曲名とイコールで結ぶためにも聴いてみてくださいね。