西洋音楽が日本にやってきた頃、
時代的背景から、あるいは日本人に馴染みやすくするため、楽曲名を訳して、新たな日本語を作りました。
交響曲=シンフォニー、協奏曲=コンチェルト、前奏曲=プレリュード、練習曲=エチュード、夜想曲=ノクターン、などです。
このあたりはお馴染みですね。原語も日本語の方もどちらも意味が通ります。
逆に日本語訳の方が通じて、原語は「あんまり聞いたことないなあ??」ってのもあります。
序曲=オーバーチュア、間奏曲=インターリュード、即興曲=アンプロンプチュ、舟歌=バルカローレ、などなど。
そして、
言われてみれば、「ああ!」となるのが、行進曲=マーチ、終曲=フィナーレ、円舞曲=ワルツ、幻想曲=ファンタジー、あたり。
ではクイズです。
次の日本語訳は何の曲のことでしょう?
①狂詩曲 ②奏鳴曲 ③譚詩曲
答え:
①ラプソディ ②ソナタ ③バラード
でした。①はわかるけど②③はもはや誰も使わない骨董品のような日本語ですね。