tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

ソナタを日本語でいうと

西洋音楽が日本にやってきた頃、
時代的背景から、あるいは日本人に馴染みやすくするため、楽曲名を訳して、新たな日本語を作りました。

交響曲=シンフォニー、協奏曲=コンチェルト、前奏曲=プレリュード、練習曲=エチュード夜想曲ノクターン、などです。

このあたりはお馴染みですね。原語も日本語の方もどちらも意味が通ります。

逆に日本語訳の方が通じて、原語は「あんまり聞いたことないなあ??」ってのもあります。

序曲=オーバーチュア、間奏曲=インターリュード、即興曲アンプロンプチュ舟歌バルカローレ、などなど。

そして、
言われてみれば、「ああ!」となるのが、行進曲=マーチ、終曲=フィナーレ、円舞曲=ワルツ、幻想曲=ファンタジー、あたり。

ではクイズです。
次の日本語訳は何の曲のことでしょう?

①狂詩曲 ②奏鳴曲 ③譚詩曲



答え:

①ラプソディ ②ソナタ ③バラード

でした。①はわかるけど②③はもはや誰も使わない骨董品のような日本語ですね。