生徒さんをレッスンしていて
大人からしたら不可思議な間違いなのですが、よくよく理由を探っていくと真実に行き着くことがあります。
その1。
例えばト音記号のラをドと読み違えたり、ヘ音記号のファをレと読み違えたり。
一つ違いなら数え間違いかなと思うのだけれどそうでもない。
これってト音記号読みをヘ音記号読みしていたり、ヘ音記号読みをト音記号読みしていたりしてるのです。
理由がわかったら簡単、ト音記号読みしてない?(あるいはヘ音記号読みしていない?)と、読み直しを促すとちゃんと読めます。
その2。
聴音をしていて、ドとソを聴き違い。ミとシを聴き違い。
大人からすると不思議なのですが、これは、脳内で音(おん)で変換して聴いているからなのです。
ドとソ、どちらも母音は「お」、
ミとシ、どちらも母音は「い」。
これが無意識に聴き間違う理由です。
こちらも理由がわかったら対処の方法を一緒に考えられますね。
なにかお役に立てるとさいわいです。