tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

最近の右2の指の調子

最近、ジストニアの右2の指の調子が、ますますひどくなっています。
以前は遅いながらも反応していたのですが、意識しないとピンと伸びたままです。
2の指を使わないのが当たり前になってきていて、使わないからますます悪くなるのか、さっぱり対処の仕方がわかりません。

私は、在籍する通信制大学で、後期、「中高年の心理臨床」という科目をとっていますが、その教科書にも、中年以降、かかりやすい病気、障害として、書痙(いわゆるジストニア)が挙げられていました。
無理なフォーム、指の酷使だけでなく、加齢による原因もあるんだと知りました。

今では自分の弾ける曲を弾いていればいいとは、言うものの、右2の指がますます使えないとなると、クラシックの大曲は今後、厳しそうです。
方向転換の時期がやってきたのかもしれません。

生徒さんのレッスン曲の模範演奏も、中級者以上は少々厳しくなってきました。
常に弾いている曲なら、右2の指なしの運指が咄嗟に出てきますが、初見に近ければ近いほど、右2の指なしの演奏はかなり難しいです。

使えない指があるピアノレスナーが、どこまで職業として通用するかな、と少々行き詰まり感を感じています。

最新の治療法はわかりませんが、
以前聞いた、ボトックス注射による治療法は、保険がきかず、数万円くらいすると聞きます。
それを3、4ヶ月ごとに打つ、となると出費が恐ろしいです。
そもそも全員に効くとは限らないと言いますからね。

そしてボトックス注射に使われるボツリヌス菌は毒と聞きます。
それを指に?いやいや恐ろしい!
身近に治療したジストニアの方を聞かないので、未知の世界で、余計に怖いのだと思います。

ちょっとここ最近の悩みのタネです。