9月の発表会の講師演奏の曲をどうするか。
講師演奏は手持ちの曲の中から弾こうと思っていましたが、ここへ来て、私の中の永遠のテーマ曲、バラ3が最有力候補に浮上してきました。
ショパンバラードの中では1番好きな曲、節目節目で練習し直した曲。まだ講師演奏では弾いたことなかったなと。
それにしてもYouTubeさまさまです。
大好きなチョソンジンさんがバラ3を解説している動画を発見、英語だからなんとなくしかわからないけど、、出だしはドアを開けるよう、第2主題はダンスだって。目をハートにして何度もリピートして観ました。
たくおんさんの動画では最後の右手の下行、左右の手で交互にとっているのを見つけて採用させていただきました。ジストニア以前は弾けていた箇所が、ジストニアで右2の指が封印されてからガタガタでしか弾けなくなっていた。たくおんさんバージョンの運指ならなめらかに弾けるのです。
そして圧巻のカツァリスのレッスン動画、日本語字幕付き。若者とオンディーヌの物語がありありと。彼は素晴らしいピアニストでありながら素晴らしい教師だと思う。有料級のレッスン内容。
この曲(に関わらず偉大なる作品は)何度弾いても、その時々に発見や気づきがあります。
なんでも、一生を終えて神さまの元へ帰ったとき問われるのは、いくつ人にやさしくしたかいい事をしたかではなく、いくつ新しい経験、気づきを得たかなんですって。
この年になってもピアノで新しい気づきがあることが嬉しい。