私の子どものころの思い出の曲の1つであります。小学3年生のときに弾きました。1回目は発表会で、2回目は門下生選抜による演奏会で演奏させていただきました。
何が思い出って、この曲で初めてペダルを使ったのです。
時は昭和で、また、地方でしたので、補助ペダルは一般的でなく、ペダル指導は足がペダルに届くようになってから、というのが先生のお考えでした。
先輩お姉さんたちが、華麗にペダルを踏んで、モーツァルトやベートーヴェンのソナタを弾いているのを見て、格好いいなあと憧れていました。
1回目の発表会ではペダルなしで。
そのあと、曲を作り直して2回目の演奏会準備というところで、
「ともちゃん、ペダル入れてみようか?」の先生からのおコトバ、天にも昇る気持ちでした。
ペダルを入れると同じ曲でも、かなり印象が変わります。華やぐんですよね!
最後の第6変奏などもフォルテが楽に弾けます。テンション上がりました。練習も楽しくて仕方なかったです。
ラモー、あまり有名ではありませんが、バロックのフランスの作曲家で、現代も弾かれるクラヴサン(チェンバロ)の曲が何曲かあります。なお、ガヴォットは古典舞曲の1つです。
イ短調で哀愁漂うアンニュイな主題がそそられます。
この曲、もっとメジャーになってもいいのになあと思います。いい曲です。