今回のテーマ、
偉そうにこうやって曲選びしましょうと指南するつもりはなく、、
私が選曲にあたって気をつけていることを書いていきたいと思います。
うちの教室では一年半に一回のペースで発表会を催しています。
一年ごとだと息つく暇もなく次の準備がやってくる、その上コンクールも出ていたら教本が進まない、ことが主な理由です。
そんな一年半に一度の晴れ舞台、みんな主役になってほしい!
ご家族も楽しみにしておられます。
普段やっている曲の延長のような地味(失礼、、)な曲じゃちょっとね、特別感が欲しいよね!
有名曲で誰もが知っている、曲としてグリッサンドだったりカデンツァだったり魅せ場がある、キャッチーなメロディで聴衆受けする、など。
家族だけでなく、他のお客さまも、おや?いいなと思わせる演奏になるように曲自体の魅力って大事だと思うんです。
どんなに指が動いてもノーミスでも曲がつまらなかったらどうでしょう。
発表会は演奏会でもあって出演するみんながピアニスト。
私はいつも聴衆がいることを前提とした演奏の声かけをしています。
あなたが選んだ一生懸命練習してきたこの曲、聴いている人に何を伝えたい?
この曲のこの部分素敵でしょ!って演奏を通して共感してもらえたら嬉しいよね!
そのためにも曲選びは力が入ります。
発表会がキラキラした素敵な思い出になるように取り組み甲斐がある作業です。
生徒さんの意見も尊重しながら今絶賛曲決め中!の日々なのでした。