進藤実優さんのコンサートに行ってまいりました。地元リリオホールにて。
進藤さんは大府市出身、リリオホールで小さいころから発表会で弾いていたとか、ホームだそうです。2002年生まれ、息子と同じ!
前半にショパンノクターンop.27ー2、マズルカop33、シューベルト3つのピアノ曲D946を。
ショパンはさることながらシューベルト、良かったです。知らない曲でしたが、1曲めはシューベルトの和音の厚みが生かされたシューベルトらしい曲、2曲めは歌曲みたい、3曲めも躍動感溢れていて良かった。
後半はラヴェルの鏡から3曲と、ショパンワルツを2曲、ベートーヴェン熱情にショパン英雄ポロネーズ、サービス精神たっぷりなプログラムでした。
ラヴェルとベートーヴェンはステージでは初出しなんだとか。とても誠実で表現力に富んだ演奏でした。
アンコールはバラード4番とラ・カンパネラ、大曲を惜しげもなく弾いてくれるきっぷの良さ。バラードは弾きこんであるんだろうなという余裕の演奏でした。
それにしてもせっかくの素晴らしい演奏会、真ん中のいい席がごそっと空席でした。バスケワールドカップもそうでしたが、どこかの会社の組織関連の持ちチケットなんでしょう。その他はほぼ満席でしたから。
お得意さんに配る用のチケットなのかどうかわかりませんが演者に対しても他のお客さんに対しても失礼すぎる。こういうのやめてほしいです。