久しぶりに車で30分のところにある廃小学校を活かしたストリートピアノの弾ける施設に行ってきました。たった今。
というのは前に行ったときより設置ピアノが増えたから。そう、そこは1ヶ所で3台ものピアノが弾ける、ピアノ好きには涎ものの夢のような施設なのです。
市民の憩いの場になっているようで、各教室で思い思いの活動をされています。フリースペースが何ヶ所かあってそこにピアノがあるというわけです。
まず1台め。南館1F入り口にあるアプライトのペイントピアノ。古い楽器のようで鍵盤の重さはまちまちでしたが、開け放しになっていて開放感があり、いい季節だったら気持ちいいだろうなあと思いながら「亡き王女のためのパヴァーヌ」を弾く。
あとで蓋を開けて見てみたら日本楽器との刻印があり、ヤマハ製のようでした。
2台め。同じく南館2F。これが設置後はじめて弾くピアノ。今年4月に置かれたもののよう。ディアパソンのグランドピアノでした。
おじさまがコーヒーを飲んで寛いでおられたので、「うるさくしますが、、」と断りを入れたところ「娘も家でよく弾いてたよ。構わんよ、どうぞどうぞ」と快いお返事。バラード3番を弾きました。ピアノは堅めのタッチの印象。一曲弾き終えて出ようとすると「もう終わりかん」とのあたたかいお言葉。ありがとうございます。
3台め。北館4Fのヤマハのグランド。大屋根が全開になっていました。ガールズが2名と清掃の職員さんがいて、うるさいかなと一瞬躊躇しましたが、断りを入れて演奏。献呈を弾く。フェルトはへたりを感じましたが、一番弾きやすいピアノだったので調子に乗ってバラード3番も弾きました。
以前来たときよりもピアノのコンディションが良く感じて、帰りに事務所の方にお声かけすると、定期的に調整しているとのこと。
はあ〜素敵過ぎる、また利用しなくては!
大満足、ほくほくしながら帰途につくことにします。