先日からのピアノコンチェルト祭りの一環で、今日は、コンチェルトの2番1楽章の初見に挑戦しました。
今年はショパンコンクールイヤーで、また秋が楽しみなのですが、
前回のショパコンのファイナル(←ショパンの1番か2番のコンチェルトを選んで弾く)でもそう、1番と2番では1番の方が弾かれる頻度が多いです。
それは何故か、理由が今日わかりました。
単純に、2番の方が難解。1番の方がキャッチー。
右が声部に分かれたり、とにかく弾きにくいです。初見で楽しもうなんて考えが甘かった、、
1番のようにわかりやすく歌いやすいって感じでもないのです。
いい曲だけど玄人好みな。
でも、151小節めからの右16分音符なんか身悶えるほど素敵なんですよ。
一方、225小節めからの、メロディーらしいところもなく、ひたすら難しいパッセージを延々弾かなくてはならない、など
苦労の割りにご褒美的なメロディアスな要素が少なく、弾けるようになるまでがしんどいなあと思いました。
多分、弾けば弾くほど味が出てくるスルメタイプの曲と見た!
ある種のストイックな人向き。
オケとの関わりは、1番1楽章と類似する面があるなあと思いました。
これは弾いて楽しむというより、演奏を聴きながら楽譜をめくる用にしたいと思います、、
時間をかけて勉強すべき曲で、遊び弾きして楽しむ曲ではないと思い知りました。