晴れて発表会の曲が決まって、少しでも早く取りかかれるように
楽譜が用意できしだい、直接生徒さんのお宅に届けに行くことがあります。
普段は練習の様子を知るよしがないのですが、そのときラッキーにもちょうどピアノの音が聴こえてきたりして嬉しくなってしまったりします。
あるとき聴こえてきたのは耳覚えのない曲、最近の流行りに疎い私には何の曲かわかりませんでした。
けしからん!とはちっとも思わず、宿題でない曲だったけどたまにはいいよなと逆に安心しました。
私にも覚えがあるし、かの清塚さんもピアノがあまりわからないお母さまにバレないようにクラシック風にアレンジしてJ-POP弾いてたって言うし。
ちょっと気分転換になってリフレッシュして宿題の曲に戻ってくることができるし、
アレンジや作曲の技法を掴んでくれればなおさらいいし。
飽きちゃうんですよね、そもそも。
同じ曲ばっかり向き合ってると。
クラシックは性格上、曲を深掘りしていくから完成までが長いもんね。
大いに違う曲も弾いていきましょう。
立場の関係で真正面からは応援できないけど実はアリだと思っています。
ピアノが大好きになってくれればそれでいいのだ。