tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

カバレフスキー「ソナチネop.13ー1第1楽章」

カバレフスキーのop.13のソナチネにはハ長調のNO.1とト短調のNO.2があって、
今日取り上げるのは1の方の第1楽章です。

巷で好まれて弾かれているのはこちらで、曲としての出来は先生方によるとト短調の方が良いらしいです。

さてop.13ー1第1楽章、発表会やコンクールでもお馴染みです。

ハ長調ということもあって譜も読みやすい。
なのに響きは古典やロマンにない面白さで、スムースに現代曲に入っていけるのではないでしょうか。

カバレフスキーは1904ー1987のソビエトの作曲家、日本では運動会で良く聴く「道化師のギャロップ」で有名な人です。
全音階を好み、子どもに向けた曲をたくさん作りました。

なんといっても弾けば弾くほどクセになる曲調、好きだなあ!
テンポが上がってくるとゆっくり弾いていたときとは違う味わい。
この曲の本質、言いたかったこと、景色が見えてくる感じ!
弾く側もゲーム感覚で楽しいんです。

今は男の子と女の子で区別しない風潮だけど、個人的に男の子に弾いてほしい、、
リズム感ある子、運動神経のいい子向けな感じがします。

今回も譜読みの参考にゆっくりフォルテのお手本動画作ってあります。
よろしければ聴いてみてくださいね。


https://youtu.be/4kJ9D0FkuYQ