今日は久しぶりにツェルニー30番練習曲から23番について話したいと思います。
この曲、手強い!つかみにくい!
みんな実は辟易しているんじゃないかな。
右と左が近くてお互いが邪魔で弾きにくいし。
半音階で運指がややこしいし。
シャープが多くて出現したり消えたりでわけわからんし。
弾いててシビれる要素少ないし。
でも30曲制覇のため、そこに立ちはだかっている以上挑まなければなるまい。
ツェルニー先生の攻撃、受けて立とう!
ってなわけで片手で地道な反復練習あるのみ!なんだけど
何調なんだかややこしいシャープについてはこの曲の攻略法はエリアで覚える!
もともとシャープは3つのイ長調、これが基本なんだけど
レにもシャープがつくホ長調エリア(4~8小節)、丸で囲む。ここはレも黒鍵ね。
一つ一つを近視眼的に見てるとシャープやナチュラルに翻弄されるから
少し上から離れた目線で眺めてみると
規則性が見えてきます。
何調だかわからなくても楽典的知識がなくても大丈夫、少し譜読みが楽になるのではないかな。
耳で覚えるのも一つの手、以下、
譜読みに役立つゆっくりお手本としてご活用いただけると幸いです。
譜読みに役立つ「ゆっくり」お手本~ツェルニー作曲「30番練習曲より23番」Czerny:Etudes de Mecanisme op.849 No.23 - YouTube