昨年は毎月の曲としてチャイコフスキーの「四季op.37a」を誰に求められるでもなく(悲)、勝手に連載していました。
今年も何かテーマを決めて毎月やりたいなと思いまして、、(それは自分のためでもあるのですが)12曲の曲集はないかなと探しておりました。
ショパンのエチュード?ちょっと荷が重いなあ。
バッハの平均律?プルプル、とてもムリ!
ということで12という数にはこだわらず
、全13曲ですがシューマンの「子供の情景op.15」を毎月ピックアップして考察してみようと思います。
この曲はシューマン好きの私の中でも特別!
どの曲もハズレがない。
誰でも手が届きそうで可愛らしいのに、子どもだましでない。
何回聴いても何回弾いても飽きない。
不思議な魅力を称えているのです。
やっぱり好きな曲についてはいくらでも雄弁に喋れますね。
大人になると忘れてしまう純粋さ、子どものころは誰しも持っていた瑞々しさをシューマンは持っていたと思うんです。
それゆえに精神を患ってしまうのだけれども。
「子どもらしさが死んだとき、その死体を大人と呼ぶ」
って誰かが言ったけど、シューマンはいい意味で完全に大人になることを拒否したのじゃないかなと思います。
ハイ、そんなこんなで次回から毎月1曲ずつ「子供の情景」の各曲を取り上げていきたいと思います。
お付き合いいただければ嬉しいです。