随分前にも記事にしたことがあるのですが、
教室には、ポケモン指人形が大きな箱2つにたっぷり入って置いてあります。
もともとは、待っている生徒さんが退屈しないように置いたものですが、部分練習時のカウンターとしても使っています。
譜面台に何匹か並べて、弾いたら反対側に移動を繰り返していく。
何回練習したかをカウントするための道具として使います。
ある生徒さん、
レッスンでポケモンカウンターを試したあと、女の子だったらシルバニアでもいいよ、なんて話して帰した1週間後、
お兄ちゃんの影響でポケモンが好きだったよう、ポケモンで練習して来たよって。
かなりハードルあげた発表会の難しい曲、いっぱい練習して来てくれたのでした。
やっぱりね、
白と黒のなんの色気（？）もない楽譜に真っ黒の譜面台、殺風景な中
色とりどりのポケモンが並んで応援してくれているとなったら、テンション上がるわけですよ。
私もかつて子どもだったから、わかるよ！
そういえば私が幼児科に通っていたとき、いとこのお姉さんがともちゃんの楽譜、カラフルでいいなあと言ってたっけ。
思えばお姉さんはバイエル弾いてたなあ。
色のイメージの力も借りて、地道な練習にも何か楽しみを見出ださないとね。
一見つまらない練習もワクワクに変えちゃおう！
要は上手になればいいのだから、手段は選ばず、おもちゃだってシールだって活用しよう。
思い込んだら試練の道を、根性根性ド根性、なんて古い古い！
今は楽しく上手になる時代です。
