私の中での勝手なショパンコンチェルト祭り、しばらくぶりですが、今日は2番2楽章です。
弾いてみた感想、甘~い!
ショパン特有の自由な連符がロマンチックさを引き立てます。
キュンキュンくるのは8、9小節め、頭の和音、ベースとなるF(エフ、ファ)B(ベー、シのフラット)がたまらない!
左右ぴったり合わせるんじゃなく、大御所ピアニストっぽく左をほんのちょびっと遅らせて弾いてみる。
おお、たまらん!
ショパンはオーケストレーションがイマイチ的なことを言う評論家もいますが、
45小節めからは弦の刻みがあってこそ、緊迫感を煽ります。
ドラマチック要素もあり、格好良いところです。
1番2楽章で見た氷の世界、2番にもありました(73小節め)。
スケルツォにおける「鬼が笑う」みたいな?(ショパンのスケルツォ全4曲とも鬼が笑うと言われている箇所があるのです)
コンチェルトの2楽章において、ショパンは決まりごとにしてるのかな?と少し思いました。
(↑あくまで私の視点です、そう指摘している解説を読んだわけでないので、あしからず)
2楽章ラストはどこかで聴いたことあるぞと思いました(同じくショパンのノクターン遺作嬰ハ短調に似た箇所があります)。
2楽章もかなりハートを持っていかれる曲でした。
ぜひお聴きください、オススメです。