tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

子どもから得る

子どもって、体が小さいだけで、中身は大人となんら変わりないなあと、つくづく思います。
いや、大人より優れているのかも。

レッスンを通して子どもたちと接していて、感心すること、いっぱいあります。

人としてちゃんとしている子、多いです。

私から促したわけでないのに、
ミュージックノート、私が書きやすいように、続きのページを開けてから渡してくれる子。(レッスン始めに連絡ノートとして出してもらっています)

ワークや聴音、書きものが終わったあと、机の上の消しゴムカスを、当たり前のようにゴミ箱へ捨ててから帰ることができる子。

次のレッスン待っている子のために、ソファの上の自分の荷物を隅に寄せてくれる子。

こういった、ちょっとした気遣いがさりげなくできるから、素晴らしい。

自分が子どものときできたかな、と、自分に思わず問うてしまうほどです。

下手したら大人の方が公共でのマナーいい加減な人、多いのじゃないかしら。

ピアノが弾けることもだけど、
こういう小さな、人としての在り方が出来ている生徒さんに、先生バカながら嬉しくなってしまいます。

このような子どもたちが沢山いてくれて、日本の未来も明るいなあと思います。

子どもたちに小さな希望を毎日もらっています。