私が、上から目線の指導をしていないので、どちらかというと生徒さんと目線の高さが近いです。
だからか、レッスンに支障ない程度に学校であったこと、ふと心に浮かんだこと、なんでも話してくれる子が多いです。
「今日は通学班会があったよ。通学班で下級生が歩くのが遅いんだよ。」
→何故私に今その話?と思うこともありますが(笑)、先生だからって構えずフランクに話してくれる、それが嬉しい。
「今日は誰々ちゃん(同じく教室に通っている同級生)とうちでスライム作ったよ。」
→洗濯のりで作るやつだね、雨降りだもん、家で遊べる工作がいいよね、うんうん。
また別の子、「誰々ちゃんにピアノの弾きかた教えてもらったよ。」
→の、割には間違ってたゾ。
他にも「いつもは朝にピアノの練習するけどレッスンに来る前にしたら、その方が調子がいいみたい。」
などなど。
子どものころ、先生が怖くて、レッスンに関係ないことを話すのがビビってできなかった私には新鮮!
新しい時代の子どもたちだなと嬉しくなります。
名曲かるたで「乙女の祈り」を弾いてみせたら「新幹線で流れる音楽!」と私も気づかなかった気づきを教えてくれたり。
子どもたちとの会話は楽しい。
ピアノを上達させるだけがピアノの先生の仕事じゃないと思っています。
なんでも話せる大人が家族以外に身近にいたら、なにかプラスになることあるんじゃないかなと。
私も子どもたちのバックグラウンドがわかるし、コミュニケーションも円滑になるし、良いことづくめ。
逆に物静かな子には会話を引き出したくてうずうずしちゃう私でした。