tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

ショパンコンクール 4日牛田智大さんの演奏

昨日に引き続き、恐れ多くもありますが、、コンクール演奏の感想を書いていきたいと思います。

牛田さんは免除組、ここからの参戦ですが、数々のコンクール、演奏会の経験者ですから経験値が違う、最早安定の、といった感じ。

ノクターンop.27―2、粒がキラキラとしていて美しい。ヤマハのピアノを選んでいたからかな、ブリリアントな気がしました。

エチュードop.10―10、これもノクターンと同じく真珠のような音が魅力的な演奏、やっぱり牛田さんとヤマハのピアノ、相性が良いような気がする!確信しました。

エチュードop.10―12は華がある革命だと思いました。
カメラが引きで姿を抜いていたから足下もチェックしたらペダリングもすごく細かい。

ファンタジーは説得力が違った。
聴かせました。空白の使いかたが素晴らしい。私独自の聴衆賞をあげたい(←いらないと思うケド)。

すべての曲においてフラット系の調でまとめるなど、プログラムの構成力においても統一感ありセンスを感じました。

私は牛田さん、固いと思います。