試験です、焦っています、、
受講中の西洋音楽史、今日は第12回をまとめていきます。
ロマンの語源は中世ロマン語(中世ヨーロッパで用いられたラテン語方言)で書かれた物語という意味。
ロマン的は幻想的、冒険的、不可思議、現実離れしたなどをあらわす。
フランス革命を機に近代市民層が文化の中心になり神秘的で超自然的なものを求めていった。
ソナタはやや衰退、叙情的小品が好まれた。
ブリリアント(華麗な)と呼ばれる演奏形式が興隆した。
演奏の場や聴衆層に合わせた演奏様式。
ピアノ作品において困難な奏法が積極的に用いられた。
ピアノ製作史において1820~1830年は黄金期。パリ中心。
①鉄の支柱が導入され、続いて鉄のフレームになる。
②ダブルエスケープメントアクションの発明→連打が早くできるようになった。
③打弦素材が皮からフェルトへ。音の均一性の実現。
エラール製のピアノはロンドン万博で金メダルを獲得。
リストは1824年パリでデビュー、以降、ピアノの技術革新と大きく関係している(ラ・カンパネラの同音連打など)。
ショパンについて音楽学者エーゲルディンゲルは「ショパンにとって歌は音楽の出発点であり究極の目標であった」と述べた。
ノクターンはオペラにおけるアリアの器楽による再現といえる。
イタリアオペラとポリフォニーが融合された作曲様式(ソナタ第3番など)。
プレイエルのピアノを愛奏。
シューマンはウィーン式ピアノを使用。
そのピアノは分厚い和音のテクスチュアより対位法的書法に適している。
豊かな内声部が特徴。
それぞれが独自の美意識に基づいて作曲していた。
以上、
各作曲家が使っていたピアノを紐解くとより理解が深まったような気がしました。
次回に続きます。