さて、先日から始まりました、(私の中の)ショパンコンチェルト祭り(笑)。
今日は1番2楽章のレビューです!
まずは初見で弾いてみました。
その感想。
ダブルシャープ多くて初見弾きにくい!
同じ小節内は臨時記号有効という決まりがあるので、咄嗟に出てこなくって(汗)
弾いて変な音が鳴って、ありゃ間違えたってなるという・・・
ショパンに多い、割りきれない連符、これも初見では入れにくかったです。
でも2回目でやっと慣れてきました。
さて、肝心の曲解説。
2楽章はロマンツェとあります。
ロマンスが語源と見られるように甘美で叙情的な歌ですね。
もうね、ここは天国か?という美しさです。
(ショパンの2番のソナタの葬送行進曲の第2主題を思い出しました)
ぜひ一回聴いてみてください!
この、三途の川の向こうのお花畑感、桃源郷感、サンクチュアリ感!
天上の音楽といった感じです。
さすがショパン、2楽章は、ほぼピアノで成り立っています。
オーケストラは添え物扱い(苦笑)。
101小節め、氷のようなピアノのサインのあと、オケがメロディー、ピアノがカデンツァ風な自由さで、コンチェルトらしく、ピアノとオケの融合を果たす感じです。
それにしてもピアニスティックで美しく、心が洗われるような曲です。
やっぱりシャープ系(ホ長調です。シャープ4つ)の調はキラキラ感満載ですね。
最後はattaccaとあります。
間髪置かず、すぐ次の楽章(この場合、3楽章)に行くよ、の意です。
明日は3楽章の弾いた感想書きますね。