tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

グリーグ「小鳥」

今日は叙情的小品集op.43―4「小鳥」を挙げてみます。これも今年のピティナの課題曲ですね。ニ短調、8分の6拍子。小鳥のさえずりを思わせるような32分音符、記号ではないけどトリルですね。ちょっと不思議な感じがするのは2小節めにしてニ短調特有の音でないH…

趣向をこらした兵士の物語コンサート

コンサートへ行ってきました。 ストラヴィンスキーの兵士の物語を大胆にアレンジしたサービス精神溢れるコンサートでした。編成はヴァイオリン、クラリネット、ピアノ、私の先生がピアノ担当で、その関係でこのたびのコンサートを知りました。ヴァイオリンの…

ベンダ「ソナチネト短調」

ベンダさんという作曲家、初めて知りました。この曲、今年のピティナの課題曲になっています。ゲオルク・アントン・ベンダ(1722~1795)、前古典派に位置する作曲家で年代的には息子バッハ、ハイドンなどが活躍した頃の人らしいです。作風は息子バッハ(C.P…

発表会無事終えました

昨日は発表会でした。 コロナ禍の中無事開催できたこと心より感謝いたします。 前回は無観客でしたが、今回は観客ありで行いました。午前中はリハーサル、久しぶりのステージだし緊張したかな。 いつもの力を発揮できていない子がちらほら。けれどみんな家が…

桜印ロビーコンサート

春到来って感じですね。 花粉症もむずむずカイカイ真っ盛りです。4月に行われるロビーコンサートのチラシが送られてきました! 桜を基調にした春めいたデザインでとっても華やか♪テンション上がります。曲目が書かれてないのがちょっと不思議なチラシでした…

ピアノインストゥルメンタル~自作曲「手袋を買いに」より「子守歌」

先日から記事にあげている新美南吉「手袋を買いに」の組曲、第4曲です。これが最終話。思えばもう春ですものね、手袋の出番もそろそろ終わりです。手袋を買えての帰り道、窓から人間の母と子の会話が聞こえます。人間のお母さんと思われる声が織りなす子守歌の…

幸せなレッスン

先日、何年も前に教室を卒業した元生徒さんから電話がありました。 教室の看板を観て電話してくれたようです。 今から行っていいですかって。 犬の散歩ついでに来てくれました。 同じ町内のご近所さんでもあるのです。この春高校を卒業して進学は幼児教育を…

ピアソラの特集を観て

後れ馳せながらの記事になりますが 日曜に放送されたピアソラ生誕100年を記念してのNHKの「クラシック音楽館」を録画で見ました。私にとってピアソラは山本京子編の連弾「リベルタンゴ」を弾いたくらい。 どんな人物なのか馴染みが薄いです。ニューヨーク育…

ピアノインストゥルメンタル~自作曲「手袋を買いに」より「手袋を買いに」

地元ゆかりの児童文学作家新美南吉さんの「手袋を買いに」、先日から組曲を作っています。今日は第3場面を紹介させてください。その名も「手袋を買いに」。お母さん狐がせっかく片方の手だけ人間の手にしてくれたのに子狐は間違えて狐の手の方を帽子屋さんに…

ハチャトゥリアン「“少年時代の画集”より“エチュード”」

今日はハチャトゥリアンのエチュードについて取り上げようと思います。ハチャトゥリアンの1947年時の作曲です。このたびのピティナのC級の課題曲になりましたね。コンクールでよく弾かれる曲です。ハ短調ですが調号的に見た目はハ長調なので楽譜はすっきり見…

近況あれこれ 3月編

最近あったあんなことこんなことまとめて3つの小ネタ集です。一つめ。 ピティナの課題曲が発表されましたね。 昔々は参加していた生徒さんいらしたのですが、近年は他の規模の小さなコンクールを利用していてピティナは久々。 課題曲が多いので準備も相当力…

もう一声何かほしいとき

発表会が近づいてきています。 だいたい仕上がってきているけど、次にどうしていいか思いあぐねている。 曲に対する新鮮さがなくなってきてモチベーションが上がらない。 なんてときたまたまお問い合わせがあったので 同じような思いをされている方もいらっ…