今日は叙情的小品集op.43―4「小鳥」を挙げてみます。
これも今年のピティナの課題曲ですね。
ニ短調、8分の6拍子。
小鳥のさえずりを思わせるような32分音符、記号ではないけどトリルですね。
ちょっと不思議な感じがするのは2小節めにしてニ短調特有の音でないH(ハー)が出ているから。
パッと聴いた感じ、出だしだけだと調を確定しにくく捉えにくい印象。
B(ベー)を含みながらもイ長調の様相を見せて、
最初のメロディが変奏して戻ってくるとやっとニ短調で終止してくれます。(やはりHは登場するけど、、)
なんやねん、君はいったい何調なの?という曲。
グリーグさん惑わしてくれます。
例によってゆっくりお手本動画撮りました。練習の参考になれば嬉しいです。