tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

趣向をこらした兵士の物語コンサート

コンサートへ行ってきました。
ストラヴィンスキーの兵士の物語を大胆にアレンジしたサービス精神溢れるコンサートでした。

編成はヴァイオリン、クラリネット、ピアノ、私の先生がピアノ担当で、その関係でこのたびのコンサートを知りました。

ヴァイオリンの大倉さんが全体の構成をしたようで大倉さんは20代の若者、ユニークなアイデアが満載でした。

本編は15分の曲なのですが、あいだにストラヴィンスキーにまつわる蘊蓄を入れたり(曲も含めて)第一部だけでおおかた一時間!
多分お客さんに伝えたいこといっぱいあるんだろうな、微笑ましかったです。(←完全におかん目線)

二部はプーランクの「城への招待」、ミヨーの「組曲op.157b」でした。
二人ともフランスの作曲家、私が好きな感じ。
知らない曲でしたがとてもいい曲でした。

アンコールはメリー・ウィドウのワルツ、歌も入ってエンターテイメント性ばっちり。

大倉さんの弓をぐるんぐるん回すパフォーマンスも面白かったです。

今や時代は、演奏者は単に演奏するだけでなく、アイデアやパフォーマンスも大事になってきたなと思いました。