tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

もう一声何かほしいとき

発表会が近づいてきています。
だいたい仕上がってきているけど、次にどうしていいか思いあぐねている。
曲に対する新鮮さがなくなってきてモチベーションが上がらない。
なんてとき

たまたまお問い合わせがあったので
同じような思いをされている方もいらっしゃると思うのでシェアしたいと思います。

リズミックな現代こども曲を弾いている子に
どうすれば生き生き感、躍動感が伝わるか、こうお話しました。

1、「テンポを上げてみる」
単にテンポを上げるだけで停滞感が解消することもあります。
2、「シンコペーション、付点のリズムは大げさに」
複付点気味にするどめなリズムにするとより弾んできこえます。裏拍をしっかり感じて。
3、「スタッカートも短めに」
スタカッティシモばりにするどく切るともっさり感がなくなります。
4、「レンジを広くとった強弱の付け方」
ピアノはより弱くフォルテはより強く。表情をしっかりめにつけてやると生き生き感が出ます。舞台メイクの要領です。
5、「気持ちを上げる」
人格の中のテンション高めの自分を呼び起こしましょう。弾き手がワクワクしていると聴き手に伝わります。

特に5番めは即効性ありますよ!
気持ちって伝染すると思いませんか?
いつも気分上げていこう!なんてムリだけど、本番、曲を弾いている数分だけアゲアゲな自分でいきましょう。

どれか何かヒントになれば幸いです。