今年最後のレッスンに行ってきました。
今回の曲目はベートーヴェンのソナタ第32番op.111第1楽章です。この曲この日がお初です。
前回のレッスンから1ヶ月足らずで練習もはかどらず、、
気持ちとしては練りに練って持って行きたかったのだけれど、やっと最後まで弾ける程度の出来でその日を迎えてしまいました。
推敲も出来ず、譜読みが甘いところもあり、なんとなくで弾いていたところ多数。
基本的なご指摘を沢山受けました。
それも皆楽譜に書いてあること、いたらなさに少しへこみました。
(先生は優しくご指導くださいます、あくまでも私自身の問題、、)
時には脱線してベートーヴェンのその時代の背景だとか、ベートーヴェンの気質だとかのお話が楽しい。
ベートーヴェンはソナタの形式を残しつつ、型にはまらなかった。
1楽章の終わりは2楽章の布石そのものですものね。
先生の2楽章もやりますか?の問いに、ぜひ近く全楽章をやりたいですと答えました。
実はホントは2楽章がやりたくてこの曲にとりかかったのです。
ベートーヴェンの最後のソナタ、実はベートーヴェンは体力的にもうソナタはこれが最後と思ってたんじゃないかな。
2楽章の終わりは天上の音楽だものね。
と先生。
なるほどC durで終わってますものね。(24の調の最初の調に立ち返ったという意味で)
と私。
ベートーヴェンイヤーの終わりに感慨深く感じました。