キャッテルによる考えです。
流動性知能とは、
新しい場面への適応に必要な能力をさし、
具体的には推論する力、思考力、暗記力、計算力など、集中力も挙げられます。
新しいことを定着させるための知能といえ、年齢と共に低下します。
ピークは10代後半から20代前半くらい。
一方、結晶性知能とは、
専門的な知識、日常の習慣、趣味の方法や手順などをさし、過去に得た経験が知能の土台であるため、加齢の影響を受けにくいとされています。
一説には結晶性知能はピークは60歳くらい、80歳ごろまでは、緩やかな低下ほどしかしないと言われています。
しかも、流動性知能、結晶性知能どちらも、訓練次第で維持や低下しにくくすることができるそうです。
と、結晶性知能が80歳まで衰えないと思えば
年齢のせいにして悲観したりせず、まだまだやれる気がしてきませんか?
「人は歩みを止めたときに、挑戦をあきらめたときに、年老いていくのだと思います」
アントニオ猪木さんの言葉ですね。
守りに入りすぎないよう、心に留めておきたいと思います。