tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

ちょうど今時分の思い出

時は昭和の終わり(←!)中学1年生のとき、夏休み明けの最初の音楽の授業。
夏休み中の課題を提出したり、夏休みに発表会があった生徒に先生が話を振ったり、まだ夏休みの余韻にフワフワしていました。

私の手には夏休み中に作った曲が書かれた五線ノートが。
どのタイミングで先生に聴いてもらおうと見計らっておりました。

授業後、先生に直々に話しかける。
私「これ夏休みに作ったんです」
先生「弾いてみて」

音楽室にはまだ結構クラスメイトが残っていた中、弾かせていただきました。

曲名は「朝の詩(うた)」
楽譜はどこかへ行っちゃったけどメロディーは覚えています。
イ長調、分散和音の伴奏形、主音で終わらず第3音で余韻残す感じ。

田舎育ちで、周りに音楽的な刺激がないから(もちろん作曲を習ったこともない)、何でもいいから先生の感想が欲しかったんです。

短い休み時間でのこと、先生からの感想も何もすぐ時間が来ちゃったけど。

どうしていらっしゃるだろう。
女の先生だったけど熱い先生だったな。
ご専門は歌のように見受けられました。

最近また曲を作るようになって、ふと今時分の季節だったなと思い出しました。

懐かしいなとか、あの頃は良かったなとか、そういうのはなくてただふと思い出しただけ、だからどうというわけでもなく、、オチがなくてすみません。