発表会の選曲には、いつも映えて勉強になる曲を、と頭を悩ますのですが
そんな中でもわが教室において、5本の指に入りそうな頻度で登場するのが
4ページと手頃なボリュームながらも、ダ・カーポがあるので省略できないから通すと長いです。
そして勉強になるところがいっぱい。
まず、どういう順番で弾く?
コーダの記号なんてクラシックではまず珍しいからそこからです。
ワルツだから三拍子なんだけど途中二拍子に聴こえるところがあるね。
ここも大事なポイント。
速いところとゆっくりなところ両方あるから、一曲で二度おいしい、もとい二度学べる!
聴く人にも飽きさせないですね。
でもここだけの話、中間部ゆっくりのところ、特別うっとりするようなメロディーでないから魅力的に弾くのは難しい。
機械的なつまらない表現にならないように、気持ちをうまく作りたいですね。
最後のアルペジオが素敵で、華やかに決めれたらもう最高!
いつものように譜読みの参考にゆっくりお手本作りました。
練習にお役立ていただけたら幸いです。
譜読みに役立つ「ゆっくり」お手本~ギロック作曲「ワルツエチュード」Gillock:Valse Etude - YouTube