tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

ハチャトリアン「ブランコにのった豹」

ハチャトリアンはソビエトの作曲家、この曲が入っている曲集は1964~65年に作曲されています。

私が持っている全音楽譜の解説には、
「8分の6拍子の大変動きのある楽しい曲です。青空に届きそうなブランコの揺れを想像してみてください。」
とあります。

豹がブランコにのる?
サーカスかと思いきや、青空。屋外?
これ、どんなシチュエーション??
疑問が湧いてきます。
と、冗談はさておき・・

2ページの短い曲ですが
レガートなところ、レジェロなところ、ペダルをたっぷり使ったり、自然なルバートを表現したり、響きのおもしろいところ、リズムの変化など、聴かせどころが盛りだくさん!

ピティナなどのコンクールの課題曲になるのも頷けますね。
弾き手の個性、持ち味を発揮するにはピッタリの曲です。

ゆあーんゆよーんゆやゆよんを存分に楽しんで弾きましょう(?)。

先生目線でも味付け冥利に尽きる曲であります。

これもお手本動画用意してあります。
この曲はレアで、ゆっくりお手本動画は数少ないと思います。
練習のヒントにぜひご活用くださいね。


譜読みに役立つ「ゆっくり」お手本~ハチャトリアン作曲「ブランコにのった豹」Khachaturian/Der Leopard auf der Schaukel - YouTube