彼を語るには勉強不足で詳しくは書けませんが、、
政治的な背景があること、前衛的な作品の存在から、なんとなく敷居が高くって私とは縁のない作曲家と思っていました。
彼の作品に直接触れたのは生徒さんのコンクールの課題曲になったから。
それがこの曲、「人形の舞曲」より「叙情的ワルツ」です。
前衛的な音楽かと構えて弾いてみたら、なんだか洒落ていて雰囲気あって素敵じゃないですか!
私の凝り固まった固定観念が崩れ去ったのでした。
ワルツですからね、揺らぎが大切です。
伸びやかにしなやかに、生きているその刹那を謳歌する感じ。
人形と人との違いは何でしょう。
心があること、感情があること、も、挙げられますよね。
なんとなくそれがテーマなのかなと感じました。
手本動画では、基本をふまえて四角四面に拍をとっていますが、
譜読みが済んだらワルツのリズムでテンポを揺らしてお洒落に弾いてくださいね。
譜読みに役立つ「ゆっくり」お手本~ショスタコーヴィチ作曲「叙情的ワルツ」Shostakovich/Lyric Waltz - YouTube