国語辞典や英和辞典があるように、楽語や音楽用語を集めた辞典が存在します。
我が教室で主に使っているのは、タイトルの音楽之友社の「新音楽辞典」です。楽語編は赤いパッケージのもの。
理由はコンパクトで小学生の手でも引きやすいから。
ちょうど良いサイズ感なのです。ただそれだけなんですけどね。
小学校中学年にもなると学校で国語辞典の引きかたを覚えてきます。
この楽語辞典もあいうえお順であることから、小学生でも十分引くことができます。
学習している曲で新しい楽語が出てきたとき、時間があれば生徒さんに辞典を引いてもらうことがあります。
それが彼らのハートを掴むこともあるようで、、
先日のこと。
ある生徒さんにはじめて辞典を引いてもらいました。
翌週、お母さまからお話が。
「子どもが先日引いた辞典が欲しいと言うので買い求めたいのですが」
辞典は高価だから、特に購入を勧めていなかったのですが、気に入ってくれたなんて!
「子どもが読みたいって言うんです」
うんうん、辞典は知識の宝庫だよね!「辞典を読む」という発想、なんて意欲的!
私は嬉しくなって購入をお約束しました。(私が定期的に楽譜やさんに行くので普段から私が教材を用意するスタイルなのです。)
このたびお渡しできました。
たくさん勉強してね。