今日取り上げます「真夜中の火祭」はこの曲が掲載されている「虹のリズム」の曲集の中でも、ダントツ人気の曲です。
8分の6拍子ですが強拍の変化で時々4分の3拍子のようになるのです。
それが面白い。
大人だととまどってしまうようなリズムも案外、子どもの方が柔軟に弾けたりします。
スラー、スタッカートなどを正確に弾くまでが大変だけど、マスターしたら、弾いていてこんな楽しい曲はないです。
ニ短調なのだけど何故かしら深刻さはなく、躍動感あって、なんなら爽やかさまで感じる不思議。
難しいのは19小節めからの16分音符。
ここでテンポが落ちて滞ってしまわないように、もっとも最適なテンポ設定をしなければなりません。
コロコロと1つ1つの粒を揃えて真珠のように弾きたいですね。
楽譜の「はじめに」にある平吉さんの「ていねいな読譜を通して作曲者の意図を鋭く観る洞察力を養うために、そして何よりも、こども達がピアノを弾くことを好きになるということのために」
というねらいを集約した曲だと思います。
いつものようにゆっくり手本動画あります。
よろしければお役立てください。
https://youtu.be/jall1_PgCIo