バダジェフスカの「乙女の祈り」といえば、ピアノ学習者の定番の曲、知らない人はいない言わずとしれた名曲ですが、
その「乙女の祈り」に続編があるってご存知でしたか?
私は知りませんでした、、
でもちゃんと全音ピースからNO.515「かなえられた祈り」として出ているんです。
「乙女の祈りへの答え」と副題にあります。
「乙女の祈り」において乙女は何を願ったか、
その願いは一時はあきらめなければいけないのかと悩んだこともあったのかもしれません。
というのも、「かなえられた祈り」の冒頭はハ短調の重く暗いイントロで始まるから。
でも直に明るく穏やかなアンダンテ・エスプレッシーヴォに移行します。
そこからは「乙女の祈り」のように一つのテーマが少しずつ飾りを変え、淡々と演奏されます。
いわゆるサロン音楽ですね。耳障りの良いロマンティックな曲です。
全音ピースの表示によると難易度はCで全5ページとあるから、発表会にちょうど適していると思います。
「乙女の祈り」と並びでプログラムを組むのも面白そう!
当時の「乙女の祈り」の爆発的ヒットを受けての人気ゆえの第2弾アンサーソングで、
両曲とも今となっては時代遅れ、陳腐な曲と
揶揄される面もありますが、、
私は、子どもの憧れを十分満たしてくれる良曲と思います。