田中カレンさんの曲集「星のどうぶつたち」より今日取り上げたいのは「はくちょう」です。
そう、はくちょうと言っても実在の鳥ではなく、星座の白鳥座のことなのです。
コンクール向けに選曲されることも多くあり、ペダルを多用することからステージ映えする素敵な曲です。
あたかも白鳥が美しい白い羽を大きく羽ばたかせているかのような優雅さ。
アルペジオはハープのようになめらかに弾きたいですね。
冒頭のアドバイスのようにエレガントさを全面に出していきましょう。
この手の曲は譜読みの段階では全容が見えにくく、音合ってるのかしらと不安になることもしばしば。
ある程度のテンポで弾けるようになるまではちょっぴり忍耐もいるかも。
でもねテンポが上がってきてペダルを入れた途端、白鳥が水を得た魚のように（？）生き生きと動き出す。
その喜びたるや、今までの苦労も吹き飛びますよ。
星のキラキラ感溢れて子どもたちの絶対好きな曲！
テンポの微妙な揺れも指示されていますが自然に聴こえるように研究してみてください。
あくまでもセンス良く。
曲を掴むまで、音を覚えるまでの
譜読み練習のお供にお手本動画を作りました。
良かったら参考にしてくださいね。
https://youtu.be/QCvMRIKUaYE
