前回の続きです。
1年振りのクラシックコンサート、待ちに待ってました。しっかり堪能しようと意気込んでの鑑賞。
この日はいつもの半分の入場制限で、その代わり昼と夜の二回公演、智大くん大変でしょうに、ファンのためにありがとう。
私は昼の公演に行ってまいりました。
さてオールショパンプログラム、後半は3つのマズルカop.56から。
拍手するのも息を飲んでためらってしまう、恐るべき集中力の演奏でした。
続く幻想曲。
今日イチ良かった!
あらためて良い曲だなと再確認。
ピアニストの仕事として、その曲の良さを最大限伝えることが挙げられると思うのだけれども、それがヒシヒシ伝わりました。
バラ4は遅めのテンポ設定。私の固定観念をいい意味で覆してくれました。
そしてラストは舟歌。
彼は和声を支えるバスの音を大切に弾くなあと思いました。
この曲に限らず全部の曲を通して。
彼のこだわりであり、個性なのかなと思いました。
アンコールは小犬のワルツ。
智大くんと言えば、って感じですね。
期待していたお客さまも多かったのではと思います。
今日の小犬のワルツは叙情的でしっとりしていました。音が綺麗、素敵でした。
帰りも密を避けて、座席別に指示があってからの退場となりました。
やっぱり生の音はいいな。
早く自由に演奏会に行けるようになってほしいなと切に思いました。