子どもの頃からずっとナゾだったこと。
モーツァルトのソナタK.545の第3楽章とK.547aの第2楽章、むっちゃ似てる!なんで??
前者はハ長調、後者はヘ長調の違いはあるもののほとんど同じ、16分音符の飾り、終止の仕方など少し違うところもあるけど骨格は全くもって同じなんです。
私は、たまたまどちらも学ばなかったので真相は知らぬまま、
当時はインターネットで調べものってわけにはいかなかったし、
長いあいだそのナゾは解けずにいました。
最近は、ブログを書いていることもあって、ネタ探しもあってか、疑問に思ったことは調べる習慣がついています。
この「モーツァルトピアノソナタ、類似する楽章のナゾ」も調べました。
調べて思いました、「ふーん(←がっかり)」って(笑)。
そう、もっとワクワクする理由を知りたかったのですが真相はがっかりするものだったんです。
勝手にもっとドラマチックな理由だと思ってました、、
せめてモーツァルトはたいそう出来に満足していたのと人気のため、もう一度調を変えて使用した、とか。
どうやらK.547aは、最初、モーツァルトの編曲ものと考えられていたけど、複数の他人によるという説が今では有効、採用されているらしいです。
つまりモーツァルトの真作ではないということだそうです。
K.545は本物。
K.547aについては今でもモーツァルト集として楽譜に収めている出版社、あります。
そういうところは改訂をしてほしいなあ、紛らわしいもの。
とにかく往年のナゾが解けてまた一つ賢くなった(?)という話でした。