キョーレツな暑さの夏でしたが、夜は早や虫の声が。
まだまだ実感がわきませんが、少しずつ秋がやってきているようです。
私が子どもの頃、通っていた教室は、毎年8月最終日曜が発表会でした。
夏の終わりはそんな思い出を思い起こさせます。
お盆はいつもまだ出来ていない暗譜を気にかけていたっけ。
お盆は祖母の家に2泊3日で泊まっていたので、まったくピアノに触れない日ができてしまいます。
そこで、事前に自分で自分の演奏をカセットに録音し、持っていって、繰り返し聴いていました。耳から覚える作戦です。
特に緩徐楽章などは手が覚えてくれるなんてことはないので、有効でした。
話は変わって
発表会は高学年になるとお手伝いも任されていました。
アナウンスの一部を担当したり、休憩時の鍵盤拭きを担当したり。
楽屋では先輩お姉さんとお喋りも楽しかった。私は長女で上がいなかったので、役立つ情報を教えてもらっていました。
発表会後のお花や贈答のお菓子を分けるのも年長の生徒の仕事。ステージや楽屋の掃除、ゴミまとめも皆で手分けしてやりました。
小さな社会勉強をやらせていただいていたんだなあと思います。
夏の終わりはちょっぴり寂しい。
ノスタルジックな思い出に浸ってみました。