レッスンを受けてきました。
ここのところ毎月行けています。
お忙しい先生ですが、コロナ禍で数々の演奏会がなくなり、お時間いただけてます。
例年ならこんなに頻繁にレッスン受けられない。コロナの思わぬ恩恵です。
今日も前回に引き続き、ラフマニノフプレリュードとショパンエチュード。
総合して心に残ったこと。
1番めの音から音楽が始まっているのではないということ。
リヒテルは2分間、頭の中で音楽を作ってから弾きはじめたそう。
曲のイメージをつくって音を乗せていく、そういうことでしょうか。
そして
ロマン派の音楽に正解はない、と先生。
私の演奏はいつも正解を求めているように見えるそう。
伸びやかさが足りないのかな。
私は、小中高と厳しい先生で型にはめられるような指導を受けていたので、その影響か??
もっと肩の力抜いて自分を出していこう!
そして
最後の音、正確には最後のダンパーペダルを離すときも神経をつかうこと。
ぷっつり離すのではなく、そうっと離してやる(ピアニシモで終わる曲)。
わかってるけど、そのときのピアノのコンディションによっては、変な音が残るときがあります。
保険をかけてスパッと離しちゃうんだよなあ。
(各ホールの楽器を管理している方、ダンパーペダルも整えてください、、)
思いどおりの音が出ないとすぐモチベ下がっていく私。
それもお見通し。
聴衆の中にはその音が好きな人だっているわけだから必要以上に気持ち下げる必要なしと言われました。
メンタルの保ちかたも勉強になります。