今年は特に雨ばかり、各地で大変なことになっています。
ニュースを見るたび心が痛くなります。
雨ばかりだと気分が鬱々として、私は心身ともに絶不調になるのですが、
少しでも音楽で気持ちを上げていこうと、音楽療法的観点から、この曲聴いてみて!を提案をしたいと思います。
先日行った病院にて。
そこは憩いのスペースみたいなところがあって、自動ピアノが置いてあるのですが、
ちょうど私が通りがかったとき軽快な音楽が流れていました。
ちょっと気分を上向かせてくれるような曲。
スコットジョプリンの「メイプルリーフラグ」でした。
ジャンルはそのものズバリ、ラグタイム。
クラシックよりくだけていてシンコペーションのリズムがユニークです。
チャップリンの喜劇を思わせるような茶目っ気ある曲です。
ジョプリンは「エンターテイナー」なども有名。
その曲調はとにかく深刻でないんです。
軽い気分で楽しむ曲。
梅雨時期って空気も重く、放っておくとどんどん気持ちが落ちていきますから、時には人工的に(?)上げていかないと!
ジョプリンはアメリカの1900年頃の黒人作曲家。
父親は奴隷として苦労したようで、明るく生きるための工夫がそこにはあったのかもしれない。
というわけで今日のオススメはラグタイム、特に「メイプルリーフラグ」を取り上げてみました。
この曲聴いて気持ち上げていこう!(と、自分にも言いきかせる)