ピアニストにとって手は大切な商売道具です。
私は職業ピアニストではないけれど、でも、やはり他の人より大切にしている方ではないかな。
思い返せば、小学生のとき。
指を蜂に刺されてしまって、ポンポンに腫れ、ピアノが弾けなくなったらどうしようとビービー泣いたこともあったっけ。
しもやけ、あかぎれも当時の私にとっては深刻な疾患でした。(そういえば今の子はしもやけ、あかぎれ聞きませんね。時代か??)
冬は手袋とハンドクリームは必需品。常にかばんに入っていました。
主婦となった今は(特にコロナの自炊生活で!)、手がいつも水仕事で荒れています。ハンドクリームがおっつかない!(どなたか良いクリームがあったら教えてください、、)
お勝手仕事も、包丁で指を切らないように、いつも緊張感を持って料理しています。
特にかぼちゃ!
これは共感してもらえるのではないでしょうか?
包丁入ったまま、にっちもさっちもいかなくなった日にゃ泣きそうになります、、
そしてそして
ジストニアになったときは、それはそれは絶望でしたよ。
ある日突然弾けなくなるとか、何か原因があって弾けなくなるとか、そういうんじゃないんです。
ヤツはじわじわやってくる。
初めは、なんかおかしいな、弾きにくいな、腕が落ちたのかな、という軽い違和感から。
弾けば弾くほど弾けなくなる(症状がひどくなる)ジレンマ。
心に折り合いをつけるのが大変でした。
ピアノ弾きの皆さん、手を労ってますか?
家事は水仕事ばかり。主婦に手の休暇を!(←結論、これが言いたかった)